ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けについて詳しく見る
貯金担保自動貸付けは、ゆうちょ銀行が提供する独自のローンサービスで、ご自身の定額貯金・定期貯金を担保として使い「万一」資金が不足した際に自動的にお金を借りられる仕組みです
急な医療費や冠婚葬祭といった突発的な出費、もしくは一時的に生活資金や事業運転資金が不足した場合でも、追加の審査や複雑な手続きなく、即座に対応できるのが大きな特徴となっています。通常のローンやカードローンとは異なり、ご自身の蓄積した預金を活かして非常に低いリスクとコストで融資を受けられるというこのサービスは、預金を手元に残したまま資金調達したい保守的な方に最適です。便利なこの制度を活用することで、計画的かつ柔軟な資金管理が可能となります。
メリット
- 審査不要&保証人不要:担保が自身の貯蓄なので、信用情報に左右されず誰でも気軽に利用可能。
- 自動貸付・自動返済:資金不足が発生したときに即貸付、通常貯金へ入金すれば自動的に返済される。
- 低金利&手数料無料:預金金利に上乗せされた分だけで、通常のカードローンよりもかなり低コスト。
- 多回数・柔軟な利用:何度でも繰り返し借入・返済が可能、使う分だけ必要な時に利用できる。
このように、利便性・コスト・手続き面で極めて優れた仕組みとして高い評価を得ています。
主な利用メリット詳細
- ご自分の預金がそのまま担保となるため、新規与信審査なし・保証人や追加担保が一切不要です。
- 通常貯金の残高を超える出金要求が自動で貸付となるため、ATMや窓口で資金不足に陥った際も、その場ですぐに融資を受け取ることができます。
- 融資金利は「定額貯金なら約定金利+0.25%、定期貯金なら約定金利+0.5%」と低水準。一般のカードローンや無担保ローンと比べて大幅に負担が軽いです。
- 利用手数料は一切かかりません。返済も自動連動しているため、返済漏れのリスクが非常に小さい仕組みです。
- 借入回数や返済回数に制限がなく、貸付上限内でニーズに応じて自由に出し入れができます。
利用条件・申込要件
- ゆうちょ銀行総合口座を保有していること
- 総合口座内に担保にできる定額貯金または定期貯金があること(詳細・対象外例は公式解説参照)
- 本人確認書類が必要なケースもあります
- 上限額は預入金額の90%以内かつ1口座300万円まで
- 現時点で他の差押えや口座凍結等が無い方
手続きは、最寄りのゆうちょ銀行または郵便局窓口で可能。状況によって職員のヒアリングが行われる場合もあります。
ゆうちょ銀行について
ゆうちょ銀行は、日本国内における最大級の個人金融ネットワークを持ち、約180兆円規模の預金残高を誇る特殊金融機関です。明治時代からの郵便貯金という長い歴史に根差し、2006年より株式会社として独立、全国47都道府県すべてに直営店舗およびATMネットワークを展開しています。
主に「安心」「利便性」「地域密着」を重視し、現金サービスから住宅ローン、投資信託、各種保険など多彩な金融商品を提供。店舗・アプリ両方の利便性強化に努める一方で、貯金担保自動貸付けのような伝統的かつ堅実な商品にも注力しています。
このローンはどんな人向け?
このローンは、次のような方におすすめです。
- 堅実に貯金をしつつ、突発的な資金不足時だけ短期的・臨時に借入をしたい人
- 他社カードローンの高金利や審査に不安がある方
- 信用力に自信がない社会人・主婦・シニアや小規模事業者
- 普段から資金繰りは問題ないが「もしも」に備えて資金調達ルートを確保したい人
- 柔軟で分かりやすい返済管理を希望するローン初心者
コストを最小限に抑えて自分の資産を「資金調達力」として有効活用したい方には理想的な仕組みです。
申込方法・利用ステップ
- ゆうちょ銀行の総合口座を用意し、担保可能な定額・定期貯金を預け入れ
- 万一、通常貯金の残高を超える出金を希望した場合、足りない分が自動的に貸付となります
- 申込手続きは最寄りのゆうちょ銀行・郵便局窓口で(身分証明書を持参)
- 担保預金の範囲で何度でも利用可能(総合口座1口座につき最大300万円まで)
- 返済は、通常貯金に元利合計額を入金すれば自動で完了。窓口・ATMどちらでも可能
申込や詳細解説は 公式ページ でも確認できます。事前質問は FAQ へ。
メリットとデメリット
メリット:
- 急な出費や資金ショート時に即時対応できる
- 低金利・手数料0・与信審査不要の安心設計
- 返済や借入のステップが極めてシンプル・漏れにくい
- 資金計画が苦手な方でも“借りすぎリスク”は非常に低い
デメリット:
- 担保として預けた定額・定期貯金は貸付期間中は自由に解約できなくなる
- 2年(または満期)以内に返済できない場合は担保預金が強制的に払い戻しになる点
- インターネットやアプリ単独での申込は不可。原則、窓口手続きが必要(2024年6月時点)
- 金利は低いが、超低利預金が担保の場合は差額が小さくローンメリットが限定的になる場合も
利用開始・有効化の方法
ゆうちょ銀行の総合口座を開設し、定額あるいは定期貯金を預け入れることで自動的に利用対象となります。特別な事前申込は不要ですが、実際に資金不足となりその場で出金または振込を行うと、その不足分が自動的に貸付として実行されます。初回のみ口座開設や預金設定に窓口訪問が必須となりますので事前にご注意ください。
手数料・金利・コスト
- 利用手数料:0円(無償)
- 貸付金利:
– 担保定額貯金利用時=約定金利+0.25%
– 担保定期貯金利用時=約定金利+0.5% - 最大利用額1口座300万円/担保預金の90%以内
- 貸付期間:2年または担保預金の満期まで
- 返済方法:通常貯金への入金のみで可
※貸付元本+利息を残さず返済できない場合は担保預金で強制清算されます - 金利計算は日割り(365日基準)
この透明な料金体系により、「不明瞭な手数料」や「高額な年利」トラブルを避けられます。
カスタマーサポート・相談窓口(Customer Service)
- 公式ウェブサイト
- よくあるご質問(FAQ)
- お問い合わせフォーム
- 直接相談・申込は全国のゆうちょ銀行/郵便局窓口で
- アプリ:「ゆうちょ手続きアプリ」
– Android版 / iOS版 - 電話問合せ:ゆうちょコールセンター 0120-108420(平日9:00-17:00)
日本郵政グループのセキュリティ・サポートを活かし、万全のサポート体制が構築されています。
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